山形県最上郡大蔵村。ここは「日本で最も美しい村連合」にも加盟し、地域の自然や農山村景観の保全・活用や交流人口の増大に向けた取り組みに力を入れている。

「四ヶ村」とは豊牧、沼の台、滝の沢、平林の四つの地区の総称で、棚田面積120ha、枚数1900枚という東北随一の規模を誇る。全体的に傾斜がゆるく広々とした開放感のある棚田で、地区毎に個性的な表情を見せている。毎年8月の第一土曜日には「ほたる火コンサート」が開催され、夏の風物詩として多くの人が訪れる。

地域の中心にある「ふるさと味楽館」では、地元産の手打ち蕎麦が美味しい。また、南に7ｋｍの位置には名湯「肘折温泉」がある。