能登半島の中央部、能登空港の北西に位置する岩井戸地区は、黒川、当目、大箱、五十里、北河内の5村の総称だった。この地域の小学校は、現在は東寄りの柳田地区に統合されている。岩井戸神社の猿鬼伝説が今でも語り継がれている地域だ。

旧黒川小学校(石川県鳳珠郡能登町黒川)

周囲を山に囲まれた田んぼが広がり、温泉も湧き出る黒川地区。

黒川小学校は2002年に閉校となり柳田小学校に統合された。今は周辺地区の人々の集まりの場である岩井戸公民館として活用されている。隣接する田んぼでは都会の人々を招く「里山ヨバレ」で田植え体験も行われた。

 

交流活動(奥能登)


旧当目小学校(石川県鳳珠郡能登町当目)

黒川の隣の当目地区。当目小学校も2002年に閉校となった。一部残った校舎を活用して、住民グループ「夢を語る会」が地域の自然や歴史を伝える「里山稲作農林資料館」として開館した。江戸時代からの農業の技法や農機具の変遷を伝える場として、地域の人々の交流の場として活用されている。