千葉の地層10選巡りで外房鴨川へ

知人の車で外房の鴨川へ。

行きがけに君津市の濃溝の滝に立ち寄りました。春・秋の朝の光線がハート型に反射するショットがSNSで人気となっています。正式には「亀岩の洞窟」といい、「川廻し」によってできた高低差が小さな滝となったものです。川廻しとは、蛇行した川筋にトンネルを掘ってショートカットする工事で、治水と水田造りのために房総の川では江戸時代から行われていたものです。

千葉の地層10選に選ばれた「鴨川松島」。

見渡すと大小の島々が点在し、それぞれが7000万年前以降の異なる岩石で成り立っているという。房総では珍しい火成岩が含まれている。

 

その後は青少年自然の家敷地名にある「枕状溶岩」を見学。

さらに南下し、江見海岸にある「保田層群のカオス層」へ。キャンプ場の駐車場手前に駐車し、てくてくと海岸を歩きながらネットの写真を頼りに探すも確定できず。市役所にケータイから問い合わせるも、「地層10選のことは聞いていない・・・」との回答。県と市との連携不足が露わになりました(苦笑)。

 

とりあえず、チバニアンの地層含めた11の地層をすべて訪問したことになりました。