群馬県中之条ビエンナーレで六合地区を歩く。

中之条町で二年毎に開催される芸術祭で、今回は4年ぶりの訪問。伊香保温泉に前泊してほぼ一日かけて巡ってきました。

前回は行かなかった六合(くに)地区は長野県との県境に位置し、ここ「赤岩集落」は山あいの傾斜地に古い町並みが残る。

 

古くから養蚕業が盛んで、幕末から明治にかけての養蚕農家の三階建て建物や蔵が今でも残り、「お蚕さんの里」として国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
 また、群馬県の絹織りの歴史とストーリー「日本遺産」の対象文化財でもある。
 

芸術祭の会場ともなっている「湯本家住宅」。湯本家は木曽義仲の末裔と伝えられ、江戸時代からは医業・売薬業、養蚕業を営んできたという。この建物は築200年が経過している。

 

中之条エリアは芸術祭の度に訪問してみたい地で、隣の長野原町の「八ッ場ダム」も次回は見学してみたい。