市原 石神 菜の花畑の「種取り」作業

小湊鐡道で養老渓谷駅手前に広がる菜の花畑は、春は沿線随一の名所だ。その菜の花が連作障害とやらでピンチになっている。クラウドファンディングでの資金調達に応募したのをきっかけに、種取作業に参加した。

ブルーシートの上に刈り取られた菜の花を山積みにしてから、みんなで何度も踏みつける。そうすると小さな菜種がサヤから落ちてシート上の底に集まる。なんとも原始的な作業だ。

何度も振るい落として残ったものを、最後はお米用の手動脱穀機で大粒、小粒に選別する。

 

採取された菜種は一部を菜種油として製品化し、残りは9月に蒔いて来春の開花を待つことになる。

 

気温30度を超える暑さの中で、市と地元とボランティアでの再生活動は楽しいイベントとなった。