旧信越本線碓氷第三橋梁へ

旧信越本線の碓氷峠越えのルートは、明治26年の開通後、平成9年に長野新幹線の開通とともに廃線となりました。群馬県側の横川駅から長野県側の軽井沢駅まで、11kmの距離で高低差553mという、当時の国鉄では日本一の急勾配だったこの区間。今では「アプトの道」として遊歩道になっています。

 

「峠の湯」の駐車場から出発し、いくつかのレンガ造りのトンネルを抜けて行きます。

 

歩き始めてから約40分で碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」に到着。イギリス人技師の設計で明治25年完成。長さ91m、高さ31m、日本最大の4連アーチ式鉄道橋だそうです。平日とはいえかなりの観光客が訪れ賑わっていました。

下から見上げるとレンガ造りの橋はかなりの迫力あり。昭和35年に新しい橋が完成し使われなくなりましたが、現在までの100年を超える歴史を感じます。周辺の紅葉も美しく、心地よい散策でした。