桜は未だ…春の房総の里山を旅する

東京では桜が見頃を迎えたこの日、房総の春の里山風景を求めて日帰り旅へ。

しかし、ここ数日の寒さと悪天候で残念ながら桜は蕾状態。満開まではあと一週間はかかりそう。春の里山にぽつんと桜の木が一本、という風景には出会えませんでしたが、新緑に菜の花、水が張られた田んぼなど、春の風景が満載の一日でした。

 

富津市の桜の名所、三船山。ふもとの田んぼでは田植えの準備が始まっていました。

 

 

こちらは君津市の鹿野山の山麓、「きみつの散歩道」。やはり桜は一部のみでしたが、モクレンやマグノリアなどの早春の樹木に囲まれた心安らぐ散歩道でした。

ここを運営する「内山緑地建設㈱」は、赤坂アークヒルズや大手町の「大手の森」などを手がけ、都市の緑を提供する有名な会社です。現在工事中の東京駅丸の内側広場の樹木もここで育てたそうです。

鴨川市の大山千枚田。地元の農家さんが暖かな春の光を浴びながら、畔塗りの最中でした。五月初旬の田植えイベントに向けて、こんな地道な作業が大切なんです。